おもわず目を留めてしまう3D広告が増えています。街頭ビジョンと呼ばれており、いずれも3Dに対応したLEDビジョンによって構成されており、街のランドマーク的な存在になっているものもあります。まるで広告の枠から飛び出してきそうな映像表現ができるので、平面的なものよりも臨場感が高く注目を集めやすいという特徴を持ちます。3D型LEDビジョンは、裸眼立体視という技術を採用しています。
左右の目に異なる映像を見せるもので、人の脳に立体的な映像として認識されます。さらにLEDビジョンを湾曲させることで画面から飛び出すような表現を行い人の目を釘付けにします。さらに見ている位置によって映像が変更されているのも特徴的です。3D型LEDビジョンのメリットは、イベントとの相性が極めて高いことです。
例えばゲーム業界や映画、ドラマやアニメなどのコンテンツとの相性が良好であるため、新作が登場するとど迫力の広告を楽しめます。3D型には視認性や訴求力の高さというメリットが知られていますが、その一方で解像度が低いため鮮明さに劣るため、文字情報や小さく細かい表現が苦手です。加えて導入コストとメンテナンス代金が高く、また広告スペースに合わせて映像製作するため一般的なディスプレイ広告よりもコストが高くなります。現在では駅前など人通りの多いエリアを中心に3D型LEDビジョンを目にする機会が増えており、今後も設置場所が増えていくと考えられています。